食事バランスガイドを理解する

1)食事バランスガイドのメニュー構成

食事バランスガイドは、和食の基本形である定食型のメニュー構成がベースになっています。
また、食事以外に一般的に摂取するものについても、その位置づけを示しています。

主食:炭水化物の供給源であるごはん、パン、麺・パスタなどを主材料とする料理
副菜:各種ビタミン、ミネラル及び食物繊維の供給源となる野菜、いも、豆類(大 豆を除く)、きのこ、海藻などを主材料とする料理
主菜:たんぱく質の供給源となる肉、魚、卵、大豆及び大豆製品などを主材料とする料理
牛乳・乳製品:カルシウムの供給源である牛乳、ヨーグルト、チーズなと
果物:ビタミンC、カリウムの供給源である果実及び果実的野菜
菓子、嗜好飲料など:1日200kcalまでを目安にしてください。

2)自分のサイズから適量をはかる

農林水産省・食事バランスガイド:適量チェック

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kenzensyokuseikatsu/about_b_guide.html

以下の図を参考に、活動量と年齢から、まず必要なカロリーと、それに応じた食事量を把握します。

3)体重の調整

食事バランスガイドでは、まず、男性も女性も、標準体重であることを前提にカロリーを設定しています。
ですから、性別、年齢、活動量でまず、自分の属する年代や生活スタイルに応じた食事量を把握したら、体重によって加減します。つまり、標準体重よりも多ければ、示された食事量よりもすこし減らし、やせすぎならば少し増やし、ゆるやかに標準へと近づけさせ、標準体重のエリア内で体重の変化がとまったら、示された食事バランス通りに維持するように心がけます。 これに、年齢や活動量などの要素を付け足して、適正なカロリーや栄養をとれる食事量を示すよう設計されています。


適正体重とは
厳密に言えば、身長の低い人と高い人では栄養摂取量が異なる